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【bigとlargeの違い】それぞれの意味と正しい使い方は?

みなさんは海外で、「大きい」「多い」という言葉を英語で表現するとき、「big」「large」のどちらを使ったらよいか迷ってしまったという場面に遭遇したことはありませんか?

例えばハンバーガーショップでMサイズのコーラを頼んだところ、とても大きなカップに入ったコーラを渡されたとします。その際に

「This coke is very big !」または「This coke is very large ! 」のどちらで表現をしたらよいか、すぐに判断することはできますでしょうか?

「2つとも大きいという意味なので、どちらでもいいのでは?」と思いがちな、「big」「large」の2つの英単語。この2つには実は微妙な意味・ニュアンスの違いが存在します。

「big」「large」は、意味と使い方さえ覚えてしまえば、使い分ける難易度はそれほど高くありませんので、ぜひこの記事を読んで、みなさんも使い方をマスターしてくださいね!

「big」と「large」の違い

結論から言いますと「big」「large」の意味・ニュアンスの違いは

【big】
  • 主観的な大きさ・多さ
  • 物事・問題・程度の大きさ(目に見えない)
【large】
  • 客観的な大きさ・多さ
  • 物理的なものの大きさ(目に見える)

という点で分けることができます。これだけですと、少し堅苦しくてイメージしづらいですよね。

では、次の章で紐解きながら理解をしていきましょう!

【1】「big」主観的な大きさ・多さ/「large」客観的な大きさ・多さ

「big」主観的な大きさ・多さ

冒頭でのハンバーガーショップのコーラの話に少し戻します。

あなたはアメリカのハンバーガーショップでMサイズのコーラを頼んだところ、想像以上に大きなコーラのカップを渡されました。思わぬ大きさのコーラを見て、あなたがぽろっと口から出る言葉は

「わあ!このコーラ大きい!」

だと思います。この「わあ!大きい!」この感覚こそが、「big」の意味・ニュアンス、すなわち主観的な「大きさ」なのです。なので、これを英語で言い換えると「This coke is very big ! 」になります。

このように「big」で大きさを表現する場合は、言い手の感情や主観性が含まれているのです。

あなたが何かを見て、あなたが見た”それ”を大きいと個人的に感じれば「big」。友達や家族に「これ大きくない?」「あの〇〇大きくない?」など自分の意見や感想を述べつつ、大きさを伝える場合は、この「big」を使いましょう。

主観的に自分の感想や意見を踏まえた上での「big(大きい・多い)」はその性質上、カジュアルな表現や会話中に使われることが多いのも特徴です。

「large」客観的な大きさ・多さ

一方で「large」は客観的にみた「大きさ・多さ」を表します。つまり、そこには言い手の意見や感想はほとんど入っていません。誰が見ても大きいと判断がつくもの、標準サイズと比較をして明らかに大きいサイズものを表現する場合に「large」が使われるのです。

例えば、洋服店の大きめなサイズの服や、ドリンクショップの一番大きなサイズは「large size」と表記されている場合がほとんどですよね。サイズを表現する場合によく使われる、Sサイズ・Mサイズ・LサイズのLサイズも、この「large」のLから来ています。

このように、標準を基準として「大きい・多い」のもを「large」と表現をするのです。

この「large」は「big」とは異なり、ややかしこまった表現として使われることが多のも特徴。形状・面積・寸法などを正式に表記する場合や、誰かにその「大きさ・多さ」を自分の主観なしで伝えたい場合などに使われます。

例文

例文①

「このステーキはとっても大きい!私には食べきれないわ。」

「This steak is very big !  I can't eat it.」

【解説】この例文の場合の「big」は、言い手の女性から見た「大きい」ですよね。このステーキは他の誰かから見るとちょうどいいサイズかもしれません。このように言い手の主観を含めて「大きい」を表現する場合は「big」を使いましょう。

例文②

「東京は日本の巨大都市だ。」

「Tokyo is large city in Japan.」

【解説】東京は、日本の中で見ると1番の巨大都市ですよね。日本の誰が見ても巨大都市と判断できますし、この会話の中には「東京は大きい!」というような個人の主観は含まれておりません。このような客観的なサイズ表す場合に「large」が使われます。
例えばこれが、東京に初めて訪れた外国人が帰国をした後、自国の友達や家族に「東京は大きい都市だよ!デカくてすごかった!」というようなニュアンスで伝える場合は、「Tokyo is big city !」に変わります。いい手の主観メインの「大きい」だからです。

【2】「big」物事・問題・程度の大きさ・多さ(目に見えない)/「large」物理的なものの大きさ・多さ(目に見える)

「big」物事・問題・程度の大きさ・多さ(目に見えない)

「big」には、物事の程度や、問題の程度など、実体のない目に見えないものの大きさ・多さを表現することができるという特徴があります。

例えば「大きな夢」は「Big Dream」と英語で表現されているのをよく見かけますよね。この「Dream」は目に見えないもの、すなわち「実体のないもの」です。そのほかにも、「大ヒット」も「Big Hit」と表されます。「ヒット」は目には見えない事柄・物事の1つですよね。

もしあなたが「大きい・多い」なにかを英語で表現するときは、まずこの「実体」のあるのもなのか・ないものなのかを考えましょう。ないものの場合は「large」でなく「big」と判断して下さい。

もし実体のあるもの・目に見えるものだった場合、そこから【1】で解説をした「主観的」なのか「客観的」なのかを判断をし、「big」と「large」を使い分けましょう。

「large」物理的なものの大きさ・多さ(目に見える)

一方で「large」は、目に見えるものの大きさ・多さ、数量・面積・規模・形など実体の分かるものの大きさを表現する単語です。実体のないものの大きさ・多さを表すことはありません。

すなわち【1】で解説をした、主観・客観の以前に、目に見えないものや事柄を表す際「large」は自動的に選択肢から排除されることになります。

「Big Dream」や「Big Hit」などは聞いたことがあっても「Large Dream」や「Large Hit」などは聞いたことがありませんし、なんだか違和感を感じますよね。その違和感は正しくて、実体のないものを「large」を使って表現をすることにより、ニュアンスにズレが生じるのです。

例文

例文①

「地球温暖化は全世界の大問題だ。」

「Global warming is big problem of the whole world.」

【解説】この「problem(問題)」というものは、実体として目に見えるものではありません。すなわち、自動的に「large」という選択肢は排除されるため、主観・客観を問わず「big」が適応されることになります。

例文②

「ニューヨークはとても人口が多い」

「New York has large population.」

【解説】「人口」というものは、その都市に存在する人の数のことで、数字として表すことができるもの。すなわち実体のあるもののため「large」が適用されます。

復習問題

では最後の復習です。お洋服屋さんにて

「このTシャツはサイズが大きいです。」

これを、お客さんの立場・店員さんの立場の2パターンで英語に直してみてください。どうでしょうか?ここまで読んだ皆さんならきっと答えられるはずです!

【答案】お客さんの立場

「このシャツはサイズが大きいです。」

「This shirt is big (size).」

【解説】お客さんがシャツを大きいという時は、試着をしてみたり、自分の身体に当ててみて大きいと主観的に感じる場合ですよね。なので、この立場の場合の「大きい」は「big」になります。

【答案】店員さんの立場

「このシャツはサイズが大きいです。」

「This shirt is large(size).」
「This is a large size shirt.」

【解説】店員さんは洋服のサイズをお客さんに勧めたり、サイズごとに整理をする際に主観的に「大きい」という表現や分け方をほとんどしませんよね。お客さんに大きいサイズのシャツを下さいと言われたら、一般的なサイズよりも客観的に見て「大きい」規定サイズのものを「This shirt is large(size).」と表現するはずです。(お客さんが店員さんのセンスやサイズ感に任せて、シャツ選びを頼んだ場合は例外です)

まとめ

この記事では「big」と「large」の違いや、それぞれの場面に合わせた使い方などについて解説をしましたが、いかがでしたでしょうか?

今まで何となく使っていた「big」と「large」でも、一つ一つ紐解いてみると、意味やニュアンスが思っていた以上に違いますよね。

もちろん、どちらの「大きい・多い」を使ったとしても全くの間違いというわけではなく、ネイティブの方には「大きい・多い」という意味では十分に通じることができます。

ですが、この「big」と「large」を場面や意図に応じて明確に使い分けることができるようになれば、日常英会話だけでなくビジネスの場においても、よりフォーマルで知的な会話を行うことが可能になります。

ぜひ、この記事で解説した内容をもとに「big」と「large」の使い分けを日ごろから意識して、自分のものとしてマスターしてくださいね!

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